Saturday, November 2, 2013

アプラス提携ローン審査ゆるい理由 新生銀行の丸投げ

アプラス提携ローン審査ゆるい理由は、車ローンで反社会勢力のチェックが行われていなかったようですね。新生銀行の丸投げが問題になっていますが、提携ローンは信販会社が審査を担当しています。


(1)みずほ銀行オリコ提携ローンと車ローン

みずほ銀行の融資のうち、オリコ提携ローン審査が甘いため不正融資が社会問題となりました。オリコの社長は、みずほ銀行出身で提携ローンを、みずほ銀行以外の銀行にも販売しており問題が拡大しています。

みずほ銀行は、オリコが提携ローン審査を行った後に、ローン審査を行ったところ反社会勢力への融資が判明しています。みずほ銀行は提携ローン審査がゆるいうえに、融資が判明した後も融資回収や代位弁済が遅れたことが問題になっていますね。

信販会社の提携ローンの審査がゆるいことが問題になっており、車ローンなどの審査が長くなる可能性もありますね。車ローン審査で落ちるときに、提携ローン以外の資金調達手段を確保すれば、上手に購入できる可能性もあります。

(2)新生銀行がアプラス提携ローンの不祥事について発表

  1. 新生銀行2013年10月31日決算発表
  2. 新生銀行社長が提携ローンの実態について説明
  3. 提携ローン アプラスが審査
  4. 提携ローン 新生信託銀行が融資する
  5. 提携ローン 反社会勢力への融資が十数件
新生銀行は、アプラスの提携ローンで融資していますが、子会社の新生信託銀行が融資を行っています。新生銀行は決算発表で、みずほ銀行と同様に、提携ローンの不適切な融資と審査がゆるいことを発表しています。

アプラスと新生銀行の関係は、オリコとみずほ銀行よりも密接な資本関係にあるため、提携ローンについての記者会見も迅速であったのか気になりますね。新生銀行グループ会社の関係について、簡単に見てみましょう。

(3)新生銀行とアプラスの関係

  • 新生銀行 親会社
  • 新生信託銀行 新生銀行の子会社
  • アプラス 新生銀行の子会社
新生銀行はアプラスフィナンシャル株式の過半数を保有しており、アプラスは子会社になります。アプラス提携ローンは、新生銀行グループとして審査と融資を行っていましたが、オリコの提携ローンのように違う銀行でも販売していたようですね。

アプラスフィナンシャルは、東京証券取引所一部に上場していますが、株式の過半数を保有しており新生銀行の連結子会社となっています。新生銀行の社長が、決算発表の場で経緯の説明を行っている理由は不正融資だけでなく、新生銀行グループにアプラスが含まれているからですね。

(4)アプラス審査ゆるい分野と新生信託銀行が代位弁済の請求

  1. 新生信託銀行 提携ローンの問題融資はアプラスが肩代わり
  2. アプラスと新生銀行で反社会的勢力の情報共有
  3. みずほ銀行 オリコの審査とみずほ銀行の融資段階で二段階のチェック
  4. 新生銀行 審査時間は15分程度
  5. 新生銀行 アプラスで反社会勢力のチェックが行われていない分野がある
  6. 新生銀行 住宅やリフォームローンなど反社会勢力の全件チェック
  7. 新生銀行 車ローンで全件チェックを行わず
アプラス提携ローンは審査がゆるいことを、東洋経済が報じていますが、車ローンの融資で反社会勢力への全件チェックが行われていなかったようですね。みずほ銀行は提携ローンの審査について、オリコの審査とみずほ銀行の審査を二重に行っていましたので、新生銀行のほうが提携ローン審査がゆるいと言えそうですね。

アプラス提携ローンで新生銀行も審査丸投げが判明していますが、みずほ銀行ほど社会的な批判を集めていないですね。アプラス提携ローンとオリコ提携ローンは審査がゆるいですが、みずほ銀行と新生銀行の対応を比較すると、みずほ銀行の提携ローン問題が拡大した理由は、発表した後に新しい事実がでてきたからと言えそうですね。

提携ローン審査が厳しくなれば、車ローンに影響がでる可能性がありますので、新車や中古車購入でローンが使いにくくなる可能性があります。提携ローン審査が見直しになった場合、カードローンなどの資金調達を比較検討することが重要になるのでしょうね。
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