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Monday, April 15, 2013

大王製紙 脱税と不祥事

大王製紙グループに脱税調査が入っていますが、取締役の井川家の人物が子会社の大株主となっており、コンプライアンス上の重大な問題を抱えています。大王製紙の取締役として大王製紙の株主利益を重視するならば、子会社を排除すべきですが、子会社の大株主に自身がなっているため取引継続が利益になるのでしょうね。

(1)井川家の会社が株主利益を中抜き

大王製紙 脱税と金儲けの仕組みについて、上場企業が上場後も創業家が支配権を握る子会社を通じて利益を得ている仕組みを見ていきましたが、井川家について見てみましょう。
一連の取引に対し、高松国税局が厳しい姿勢で臨んだのは、大王製紙の創業家で今も専務として残る井川英高氏がTPIの代表取締役を務めているからだ。大王製紙の連結子会社ではあるが、兄の井川俊高氏との合計持ち株比率は48%(昨年末までは53%)を占め、英高氏の“個人商社”の色合いが強い。
大王製紙は、巨額借入事件で会長を退任した井川意高氏とその父親の井川俊高氏が有名ですが、グループ会社を見ると支配権を持つ人物が他にもいることが分かります。

(2)大王製紙グループと井川家の利益相反

  • 父親 井川俊高 巨額借入事件で退任
  • おじ(兄) 井川俊高 大王製紙特別顧問
  • おじ(弟) 井川英高 大王製紙専務 TPI(東京紙パルプインターナショナル)代表取締役
  • 長男 井川意高 巨額借入事件で退任
大王製紙グループは、井川家の本家以外でも、複雑に株式の保有が入り組んでおり、上場企業としてガバナンスに問題があることが分かります。大王製紙は、上場企業として株主への利益と井川家への利益が利益相反となっており、重大な問題であることが分かりますね。

(3)大王製紙がTPIに利益供与

またパルプの輸入取引では、海外のサプライヤーからTPIの与信に問題があるとして数量を絞り込まれたため、大王製紙がパルプを輸入し、TPIを通じてグループ各社に販売するという商流に変更した。
大王製紙グループの商流を見ると、必要がないにも関わらず間にTPIを入れており、大王製紙の株主に損害を与えていることが分かります。
  1. 大王製紙
  2. TPI 井川家が支配
  3. 大王製紙グループ各社に販売
大王製紙は間にTPIをいれていますが、ただの商社機能のため、付加価値を何も産み出しておらずTPIは不要であることが分かりますね。

(4)大王製紙グループ内で井川家に遠慮

普通なら、TPI抜きで販売するのが筋である。実力者である英高氏の息のかかったTPIは、「グループで過度に優遇されている」(同)ことから、高松国税局がターゲットにしたとみられる。
創業家の井川英高氏にとって、大王製紙専務でありながら、大王製紙の利益を中抜きしているTPIの大株主であるということは、利益相反であることが分かります。
  • 大王製紙がTPIを排除 井川英高氏は、TPIの大株主として利益が減少
  • 大王製紙がTPIと取引継続 大王製紙株主は損失 井川英高氏は大王製紙の取締役
大王製紙は、利益相反の問題を抱える創業家の人物が役員となっており、問題が深刻であることが分かりますね。

(5)国税局長の天下りを受け入れ

ただ、大王製紙側にも抵抗の跡が見える。4月にコンプライアンス委員長に就いた社外取締役の伊藤齊氏は、元高松国税局長。国税の大物OBを据えることで古巣に無言の圧力をかける狙いがあったのではともみられている。伊藤氏は本誌取材に対し「税務調査のことは知らない」と否定したが、額面通りには受け取れない。
大王製紙は、国税局長を天下りで受け入れることで、税務調査をかわそうとしているようですね。大王製紙 脱税と金儲けの仕組みを見ると、脱税ではなく贈与税の追徴課税となっており、その効果があったのでしょうか。Any source

Sunday, April 14, 2013

大王製紙 脱税と金儲けの仕組み

大王製紙の創業家は、創業家が支配する会社を用いて金儲けを行っており、脱税の捜査が行われています。大王製紙は上場企業ですが、株主に帰属する利益を創業家が搾取しており、経営陣が返還請求を行うのか注目ですね。

(1)大王製紙の粉飾決算とインサイダー取引

  1. 大王製紙 内部告発と粉飾決算
  2. 大王製紙タイ子会社 粉飾決算の方法
  3. 大王製紙 粉飾決算の仕組み
  4. 大王製紙の会計不祥事と粉飾決算
大王製紙は、海外子会社の連結外しによる粉飾決算とインサイダー取引が指摘されています。大王製紙の経営陣は、創業家の不正融資事件により、創業家以外から選出されていますが、隠蔽体質が以前よりも増しているのかもしれないですね。

大王製紙は、創業家がグループ会社の株式保有や役員就任により影響力を行使してきましたが、脱税を指摘されているようですね。

(2)上場企業の創業家と子会社を用いた中抜き

企業が上場する際に、創業家は一定数の株式を手放したり、株数の増加により影響力が弱まります。上場後、さらに時間が経てば増資や創業家の引退により、創業家は利益を得にくくなります。
  • 上場による創業家の株式割合が減少
  • 増資により創業家の株式割合が減少
  • 創業家の引退により影響力が減少
  • 業績悪化による持ち株への配当減少
企業が成長すると、創業家の影響力が弱まったり、場合によっては業績悪化で配当収入も減少することがあるでしょう。金儲け方法 大阪梅田の裏金脱税で、不動産取引についてまとめましたが、上場企業の事例を見てみましょう。

創業家が上場後も利益を確保する方法として、企業取引の間に商社のようにして、創業家の企業を何の価値も生み出さずにお金吸い上げる方法があります。

(3)大王製紙子会社の税務調査

今年1月、高松国税局は大王製紙グループの税務調査に入った。少なくとも10社弱のグループ会社を対象にした大がかりなもので、「子会社である東京紙パルプインターナショナル(TPI)との取引をしつこく調査した」(大王製紙関係者)という。
大王製紙の脱税について、週刊ダイヤモンド2013年4月20日号が報じているので見てみましょう。上場企業の創業家が、商社のような会社を設立して、お金を中抜きすることについて説明しましたが、その事例ですね。

(4)大王製紙の親子取引と株主の損失

問題視されたのは、TPIがグループ会社から過剰な利益を得ているのではないかという点だった。TPIはグループ内の取引を中心とした、原材料、紙製品の商社であり、取引に伴う口銭が異常に高く設定されていたという。
大王製紙の創業家は、お金を稼ぐために、商社を用いて中抜きしていますが、株主のものであるはずの利益が吸い上げられていることが分かりますね。

(5)大王製紙グループの商流とお金の吸い上げ

例えば、大王製紙の工場で製造されたパルプ(紙の中間原料)をTPIが購入し、持ち分法適用関連会社の大宮製紙などに販売する取引。TPIは帳簿上、間に入っているにすぎないにもかかわらず、1キログラム当たり市価55円程度の針葉樹パルプを、「大宮製紙、大成製紙は10~15円も高く買わされていた」(同)という。
大王製紙グループの商流と、創業家が支配する子会社への利益プールについて見てみましょう。
  1. 大王製紙
  2. 大王製紙子会社 東京紙パルプインターナショナル(TPI)が中抜き 創業家の井川家が支配して市況より高価格で販売
  3. 大王製紙持ち分法適用関連会社 大宮製紙など
大王製紙グループの商流を見ると、創業家である井川家が支配する商社が間に入ることで、上場後も創業家が金儲けを行っていることが分かります。。

(6)脱税と贈与税

高松国税局はこうした取引が大王製紙からTPIへの贈与に当たるとして、当初は脱税容疑も視野に入れていたが、最終的には過去3年分の贈与税を追徴課税する方針だ。課税額は十数億円の巨額に上るとみられる。
国税局は、大王製紙グループの脱税に対して、過去3年分の贈与税を追徴課税するとしていますが、管理人は違和感を感じます。
脱税であれば時効は5年、悪質な脱税であれば時効は7年ですが、国税局は贈与税3年分の追徴課税にとどめる方針のようですね。大王製紙グループは、上場企業ですが株主が得られるはずの利益を創業家が支配する非上場の子会社に移転しており、現経営陣は返還請求をするのでしょうか。大王製紙 脱税と井川家に続く。
Any source

大王製紙の会計不祥事と粉飾決算

大王製紙は会計不祥事が続いていますが、海外子会社の連結外しによる粉飾決算が指摘されています。大王製紙は、創業家の不正借入事件で、創業家の影響力を排除してきましたが、新しい経営陣の経営も問題があるようですね。

(1)大王製紙 粉飾決算の方法と海外子会社

大王製紙は、海外子会社の連結外しによる損失隠しを行っており粉飾決算の疑惑があります。大王製紙は、創業家である井川家の影響力排除を行っていますが、新しい経営陣と監査法人の姿勢に対して、疑問を抱く方が多いかもしれないですね。

(2)新経営陣の隠蔽体質

その根本にあるのは、現経営陣のコンプライアンス軽視の姿勢だ。佐光正義社長は昨年6月、グループ全体の経営権をめぐる創業家との対立が解消された際の会見で、「コーポレートガバナンスを回復できる」と喜んだ。 
しかし皮肉なことに創業家という重石が取れた結果、今度は自らがワンマン社長になり、ガバナンス無視の独断専行経営に陥ってしまったのではないだろうか。
大王製紙は、経営陣の変更により、創業家への不正融資事件から建て直しを行っているイメージが普通の人からあったかもしれません。

大王製紙の連結外しによる粉飾決算を見ると、ガバナンス不全の可能性があり、会計不祥事の話が続いていることを考えると、株式投資を行う際は注意するべきなのかもしれないですね。

(3)筆頭株主の北越紀州製紙がインサイダー取引を指摘

22%の筆頭株主である北越紀州製紙からも「大王製紙の関連会社がインサイダー取引をした可能性がある」と指摘され、調査を求められているが遅々として進んでいない。
大王製紙の筆頭株主である北越紀州製紙は、大王製紙のインサイダー取引を指摘しており、経営が混迷していることが分かると思います。

(4)会計不祥事と隠蔽体質

ある大王製紙社員は、「今の大王製紙には、真実を隠そうとする体質がはびこっている」と肩を落とす。本来なら信頼回復の過程にあるはずが、逆に信頼を毀損しかねない一連の疑惑。大王製紙の経営陣はそれに答える責務がある。
大王製紙には会計不祥事と隠蔽体質があり、創業家が巨額借入事件の後に引退しましたが、経営体質が悪化している可能性がありそうですね。大王製紙 脱税と金儲けの仕組みに続く。Any source

大王製紙 粉飾決算の仕組み

大王製紙が行っている粉飾決算の仕組みを見ると、グループ企業の海外事業を設立初期の赤字のときは連結外しを行い、業績が改善してから連結に組入れようとしています。大王製紙の海外事業は順調と嘘をつき、巨額の損失を突然、組入れたことがあるため注意が必要です。

(1)大王製紙の粉飾決算

大王製紙の粉飾決算について、週刊ダイヤモンドが報じていますが、内部告発により海外子会社の連結外しを行い、粉飾決算を行っていることが分かります。

大王製紙は、創業家の井川家を不正融資事件により経営陣から外しましたが、新しい経営陣と監査法人は情報公開の姿勢やチェック機能がないことが分かりますね。

(2)タイ子会社の非連結で証券取引等監視委員会に注目

大王製紙は本誌の取材に対し、「あらた監査法人からはタイ子会社を非連結にすることについて適正意見をもらっている」と話す。だが、タイ子会社の件については、証券取引等監視委員会も大きな関心を寄せているもようだけに、着地点は見えない。
大王製紙は監査法人の適正意見があると主張していますが、証券取引等監視委員会も注目している点は気になりますね。
公認会計士や監査法人が、企業側に有利な解釈を行うことはありますが、大王製紙は業績悪化を突然出す企業だると過去の事例で分かります。

(3)業績下方修正を突然、発表

海外事業のつまずきはこれだけではない。今年1月31日、大王製紙は突然、ベトナムの関連会社に関して、40億円の特別損失を計上すると発表した。わずか2年前に投資したばかりの案件だ。
大王製紙は、ベトナムの関連会社で特別損失を、突然、計上しており、タイ子会社についても損失処理をいきなり行う可能性があるようですね。

(4)大王製紙の決算説明と情報公開に問題

実は、昨年11月に行われた中間決算説明会では、「海外事業は順調だ」と説明している。わずか2ヵ月ほどで状況が一変したとは到底信じられず、製紙業界のアナリストの間からは「大王製紙の言うことはまったく信用できない」と怒りの声が上がっている。
大王製紙は、特別損失40億円を計上する直前の決算説明会で、海外事業は順調であると嘘をついていたようですね。大王製紙の決算説明や業績発表について、注意する必要がありそうですね。

(5)中国で不法な内部取引がある噂も

中国進出についても、収益性評価なしに行ったのではという疑惑がある。不法性が疑われる内部取引が行われているという疑念さえささやかれている。
大王製紙は海外子会社で、タイとベトナムについて指摘がありますが、中国についても内部取引で疑惑があるようですね。大王製紙は東証一部上場企業であり、4大監査法人が監査を行っており、不透明な情報開示は、株式市場の信頼を低下させていますね。大王製紙の会計不祥事と粉飾決算に続く。Any source

大王製紙タイ子会社 粉飾決算の方法

大王製紙は、タイ子会社の連結外しによる粉飾決算を行っていますが、業績の進捗が計画通りではないようですね。大王製紙は創業家が引退しましたが、後任の経営陣と監査法人のチェックが緩いことが分かりますね。

(1)連結外し会計操作は2015年3月期まで続く予定

前回、大王製紙 内部告発と粉飾決算について見ていきましたが、粉飾決算の方法について、2013年3月22日の週刊ダイヤモンドを見てみましょう
社内では15年3月期決算から、連結にする予定だった」とある大王製紙社員は声を潜める。内部資料にある、EITの中長期計画を見るとその理由がわかる。
大王製紙は、タイ子会社の連結外しによる会計操作を2015年3月期まで継続する予定であったと内部告発があるようですね。大王製紙が行っている、粉飾決算の方法について見てみましょう。

(2)創業期の赤字を計上せず、黒字後に組み入れ

15年3月期に2億2000万円の経常黒字化を達成する計画なのだ。つまり、赤字が大きいうちは連結からはずし、少額でも黒字転換した時点で連結に組み入れるという手前勝手な方針が透けて見える。
大王製紙が粉飾決算を行った方法と、連結外しを行っている理由は決算書に、赤字のタイ子会社分を計上しないためです。
  • 2011年11月 大王製紙タイ子会社 設立
  • 2012年12月 大王製紙タイ子会社 販売開始 経常赤字11億5549万円
  • 2015年3月期 大王製紙タイ子会社を経常黒字化後に連結組入予定
大王製紙に限らず、企業の創業期は先行投資が必要なため、赤字になることが一般的です。脱税指南 税理士を逮捕されたことがありましたが、税理士や公認会計士が不正を行うことで社会的な信頼を失っていると感じている人がいると思います。

大王製紙の連結外しによる粉飾決算を、4大監査法人が見逃していたとすれば、一般投資家は隠れ損失による損害を受けていますね。

(3)決算書のないドンブリ勘定 監査役と監査法人が手抜き

さらに驚くべきことに、EITは、当初資本金が12億6000万円もありながら、「昨年末時点で貸借対照表はなく、損益計算書と資金繰り表はあるものの不完全なものでしかなかった」(大王製紙関係者)というから上場企業グループの体をなしていない。
大王製紙のタイ子会社で驚くことは、監査役や監査担当の公認会計士が、貸借対照表のない決算書を黙認か見逃していることです。大王製紙の事例で分かることは、監査法人が上場企業の子会社に対して、決算書を揃えるという基本的な確認すらしていないことですね。

イオンフィナンシャルサービス粉飾決算と横領着服の不祥事を見ると、台湾子会社で不祥事が発生しています。イオンフィナンシャルサービスは上場企業ですので、監査法人の監査が行われていますが、海外子会社の不正を発見することができなかったようですね。

(4)大王製紙タイ子会社の販売不調

EITは当初、12年12月期に売上高23億5000万円を見込んでいたが、10月30日時点で、15億8000万円に下方修正している。販売が伸びずに苦しんでいるのだ。
大王製紙のタイ子会社の業績を見ると、業績の進捗が悪く、2015年3月期の黒字化が困難な可能性があることが分かります。
  • 2012年12月期見込み 売上高23億5000万円
  • 2012年10月30日時点 売上高15億8000万円に下方修正
  • 2012年12月期予想 売上高18億9600万円 上記は10ヶ月間のため10で割り、12か月分をかけたもの
2012年10月30日時点の売上高をもとに、大王製紙タイ子会社の年間売上高を予測すると、2012年12月期見込みの売上を達成していない可能性が高いことが分かります。

スズキ粉飾決算の可能性についてまとめましたが、大王製紙だけでなく海外子会社の会計問題が時々問題になっていますね。上場企業は多数のグループ企業と世界中で関係がありますので、監査法人は確認しきれておらず、株式投資の際に注意が必要ですね。

(5)大王製紙タイ子会社は急成長による業績改善は困難

さらに現地の販売代理店との13年12月期の販売計画は、内部資料によると「基本合意は不可能」と記されるほど乖離しており、少なくとも急成長は期待できない。
業績回復に向けて功を急ぐがあまり、EITに対して過剰な期待を抱き、多額の投融資を行った様も見て取れる。
大王製紙タイ子会社は、業績進捗が計画から遅れていますが、販売戦略が進んでおらず業績改善は困難のようですね。

大王製紙は、創業家である井川家の決別を宣言していますが、後任の経営陣と監査法人が機能していないことが分かりますね大王製紙 粉飾決算の仕組みに続く。Any source

大王製紙 内部告発と粉飾決算

大王製紙の内部告発で粉飾決算を行っている可能性があるようですね。大王製紙は、赤字の海外子会社に対して、連結外しを行っており粉飾決算を行っており、井川元会長の逮捕後も隠蔽体質に改善がない可能性があります。

(1)赤字の海外子会社を連結外し

大王製紙、内部告発と粉飾決算について、2013年3月22日の週刊ダイヤモンドが報じているので見てみましょう。
製紙業界3位、売上高4090億円を誇る大王製紙が暴走を始めている。本誌編集部の手元にある大王製紙の内部資料。そこには、創業まもないタイ子会社が多額の赤字に陥っているにもかかわらず、あえて連結決算に組み入れていないことがうかがえる。
大王製紙は、井川意高前会長の巨額借り入れ事件の不祥事が発生しましたが、2013年3月期から監査法人をトーマツからあらたに変更する方針です。公認会計士 粉飾決算プロデュースで実刑の理由を見ると、上場企業に対して杜撰な監査が行われたことが分かりましたが、4大監査法人はグループ会社の監査を行えていなかったようですね。

監査法人の監査は信頼性が怪しいですが、4大監査法人が粉飾決算を見破れなくても倒産しないのは、人手不足により監査制度の崩壊するからという理由でしょうね。

(2)大王製紙グループ85%出資の子会社

会社の名は、エリエールインターナショナルタイランド(EIT)。2011年に設立され、今では大王製紙グループが85%を出資する。「GOO.N(グ~ン)」ブランドの紙おむつを製造・販売しており、近隣国に輸出もするアセアンの中核子会社で、12年2月に販売を開始した。
大王製紙グループが85%を出資しているということは、会社に対する支配権を確立しており、連結子会社であると言えます。大王製紙のグループ会社には、創業家の井川家が支配権を保有する会社がありますが、保有する株式を買い取る交渉を行っています。

(3)大王製紙と井川家の子会社株式保有

大王製紙は、創業者である井川家が主要グループ企業の支配権を握っていたため、85%出資のうち何%が大王製紙保有分かは気になります。ただし、大王製紙が井川家との決別を宣言している以上、将来的には井川家が保有する株式を確保することは想定できるのではないでしょうか。

上場企業であっても、創業家が支配権を持つ非上場企業との取引を行い利益を確保することがありますが、大王製紙はその事例ですね。

(4)大王製紙海外子会社は大赤字

内部資料によると、昨年9月20日時点でのEITの12年12月期は、スタートしたばかりということもあり、売上高16億5227万円、経常損益は11億5549万円の赤字を見込んでいる。10月下旬時点の資料でもほぼ同額だ。
大王製紙の海外子会社は、大王製紙の最終損益に注目すると、大きな赤字であることが分かります。粉飾決算の見分け方で少し触れましたが、大王製紙が3月期であるのに対して、この子会社は12月決算であり注意する点ですね。

(5)決算見通しに子会社損失を反映せず

一方、大王製紙の13年3月期は、昨年11月13日時点で、経常利益80億円、当期利益195億円を見込んでいたが、今年2月12日に経常利益70億円、当期利益130億円に下方修正していた。この決算見通しも、第3四半期決算も、EITの赤字を反映させていない。利益の実質的なかさ上げだ。
大王製紙の経常利益予想を見ると、連結外しを行っている海外子会社の赤字は大きいことが分かります。
  1. 2013年3月期予想 経常利益80億円、当期利益195億円
  2. 2013年3月期予想下方修正 経常利益70億円、当期利益130億円
  3. 2012年12月期 大王製紙の海外子会社 経常赤字11億5549万円
  4. 海外子会社は大王製紙企業グループで85%の株式保有となっていますが、大王製紙企業グループの株式各持分が不明のため全額が連結決算に反映されない可能性あり
大王製紙が連結外しの粉飾決算を行っている可能性があるようですが、さらに業績下方修正の可能性があることが分かりますね。

(6)連結から除外できない重要性の高い子会社

ある監査法人の幹部は、「これだけ大きな赤字を見込んでいるタイ子会社を連結からはずすことはできないだろう」と指摘する。
日本公認会計士協会の指針では、連結から除外できる重要性の乏しい子会社の要件を明らかにしているが、そのいずれにも当たらない可能性が高いという。
ニイウスコー粉飾決算と倒産 監査法人の問題点でまとめましたが、監査法人は都合のいい解釈をするので、個々人が一般投資家の感覚で見ればよいと思います。

管理人は、大王製紙の経常損益に10%以上の大きな影響を与えると感じており、事実上の粉飾決算だと感じていますが、監査法人の解釈に注目ですね。大王製紙タイ子会社 粉飾決算の方法に続く。Any source