Monday, September 19, 2011

◉ 先週公開されたGoogle Chromeの最新安定板 14.0.835.163を試してみた。


Native Client
Native Clientが実装された。Native Clientとは、Webブラウザ上で、C や C++のネイティブコードを実行するテクノロジーで、HTML5のインターフェイスとして「Pepper」を使用して実行される。オープンソースとしてネイティブコードで開発されてきた既存ライブラリやアプリケーションを利用して、高度なwebアプリケーションの開発が容易になるといわれている。現在はまだ利用できるアプリが Chrome ウェブストアのアプリに限定されている。

Web Audio API
また、html5のWeb Audio APIも実装された。これにより音響空間の再現や立体音響、フェードインやフェードアウトなどの様々なオーディオ効果が実現可能になった。

Web Audio API サンプル [WebAudio Drum Machine]:

Web Audio API サンプル [GAL 9000]:
(上の2つのサンプルは、Windows 7とMac OS X 10.7のGoogle Chrome14.0.835.163で動作を確認)

そしてもっとも気になるのが、Mac OS X 10.7(Lion)利用者向けの改善
バグの修正や、UI の改善などを始め、目立った機能としては、フルスクリーンモードに対応した。


Google Chrome画面の右上隅の「拡大」アイコンをクリックすると、フルスクリーンモードに。


画像は上が標準のとき、下がフルスクリーンモード。

元にもどすには、上部にマウスカーソルを持っていくとアップルメニューが現れるので、右上隅の「縮小」アイコン(ブルーの)をクリック。

その他にもあわせて32 件の欠陥が修正されているらしい。


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