仕事を終え、家にたどり着く寸前薄暗い道に浮かび上がる自販機の冷たいミルクティーの缶がとっても美味そうに見えた。
ポケットをまさぐると100円玉が数個、ミルクティーは120円、だめだ、貯まり貯まっている小銭を日々減らそうと努力しているのだ。それに明日の朝、マウンテンバイクを駅近くの駐輪場に停めるために100円玉を残しておかねば。さらにポケットをまさぐった。
やった! 10円玉が2個出てきた。
さっそく100円玉1個、10円玉を2個計3個を投げ入れ、ボタンを。
ガッシャンとミルクティーが落ち、次にチャリン!チャリン!!。
え?なぜおつりが?
薄明かりで手のひらを見ると10円玉が1個残っている!
どうやら100円玉を2個入れてしまったようだ。
おつりは90円、しかも10円玉で。
とってもくやしー。でもミルクティーはおいしかった…。
ま、いいか。
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