Friday, May 10, 2013

エプソム愛馬会 倒産で解散

エプソム愛馬会は破産開始決定により、倒産しましたので愛馬会は解散することになるのでしょう。競馬ファンの中には、馬主に憧れていた方もいると思いますが、他の愛馬会や一口馬主制度がどうなるのかにも注目ですね。

(1)競馬の馬券と競走馬

競馬の税金についての裁判が話題になりましたが、競馬ファンの方にとって、馬券が当選することは楽しみの一つであると思います。

競馬ファンの中には、レースが好きな方もいると思いますが、競走馬は社会的な成功者の象徴でもありますので憧れる方は多いのではないでしょうか。競走馬を所有する法人に、複数の出資者を集めて、所有者を集める一口馬主というものがあります。

(2)エプソム愛馬会とジャパンホースマンクラブが破産

エプソム愛馬会、倒産で解散したことを、2013年5月10日の東京商工リサーチが、競走馬への出資募集業者が破綻したことを報じているので見てみましょう。
関東財務局から平成22年6月3日から7月2日まで金融商品取引法違反などで一部の業務停止命令等の行政処分を受けていた(株)エプソム愛馬会(東京都世田谷区、大村泰子社長)と関連会社の(株)ジャパンホースマンクラブ(同所、大村英夫社長)の2社は4月26日、東京地裁から破産開始決定を受けていたことがわかった。
エプソム愛馬会とジャパンホースマンクラブが、破産開始決定を受けて倒産しています。エプソム愛馬会は、倒産による解散前に金融商品取引法違反の指摘があったようですね。

(3)金融商品取引法に違反

2社は金融商品取引法(以下、金商法)第40条の3違反の事実が発覚し、平成22年5月21日付けで証券取引等監視委員会から行政処分を求める勧告を受けていた。
エプソム愛馬会は、金融商品取引法第40条の3に違反していたようですが、第40条の3はファンドで集めた投資資金は分別管理を行い流用してはいけないというものですね。

(4)エプソム愛馬会は一口馬主のファンドを運営

エプソム愛馬会は「一口馬主」と呼ばれる競走馬への出資を募り、競馬の獲得賞金を出資者に分配するファンドを運営していた。
エプソム愛馬会のような愛馬会は、一口馬主で有名ですが、競馬 税金と脱税裁判が話題になりましたが、競馬ファンが多いことを考えると馬主に憧れる人は多かったのではないでしょうか。

(5)エプソム愛馬会とジャパンホースマンクラブの関係

出資金で購入した競走馬に「エプソム」の名を付け、行政処分を受けた平成22年当時は14頭の競走馬を保有関連のジャパンホースマンクラブが現物出資として競走馬を受け入れ、佐賀競馬場などの地方競馬を中心に出走していた。
エプソム愛馬会とジャパンホースマンクラブの関係を見ると、保有していた競走馬を現物出資する形がとられていたようですね。
  • エプソム愛馬会 競走馬を保有
  • ジャパンホースマンクラブ エプソム愛馬会が競走馬を現物出資して、資本に充当
エプソム愛馬会のような愛馬会は、競走馬を現物出資をして競馬の賞金で回収するスキームですね。エプソム愛馬会が倒産で解散することになると思いますが、競馬や競走馬好きの方で、一口馬主に夢を託した方もいたでしょうね。Any source

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