(1)横領と脱税
組織のお金を横領脱税する事例を見ると、チェックがきちっとされていないことが分かると思います。大雪りばぁねっとの粉飾、倒産事件を見ると、岩手県山田町は予算をチェックする機能と能力がないことを露呈していますね。大雪りばぁねっとの復興予算、詐欺や横領の可能性が注目を集めています。民主党政権で復興予算のばら撒きがありましたが、大雪りばぁねっとの事件でNPOが資金を何に使ったのか、地方自治体がチェックする能力がない疑惑を持たれた方は多いのではないでしょうか。
(2)大雪りばぁねっとの乱脈経理や放漫経営が破綻の原因
大雪りばぁねっと岡田栄悟が母に給与を支給しており、倒産横領で逮捕の可能性があることを2013年4月2日の産経新聞が、母らに給与700万円 「乱脈経理で破綻」 被災者雇用NPO問題と報じているので見てみましょう。岩手県山田町から東日本大震災の雇用創出事業を委託されたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市)が事業費約7億9千万円を年度途中で使い切った問題で、有識者でつくる町の第三者調査委員会は2日、法人の乱脈経理や放漫経営が事業破綻の原因とする調査結果を発表した。大雪りばぁねっとは、事実上の倒産状態ですが、税金を資金源としていたにも関わらず、資金使途の実態について、調査結果を待たずに批判されています。
(3)岩手県山田町は監査機能なし
調査委は、監視する立場の町や県についても「注意義務を怠った」と指摘。町は、法人への返金請求などを弁護士と協議している。大雪りばぁねっとは、岩手県山田町から補助金を支給されていましたが、監査があまりにも杜撰であり、町議員や職員などが何らかの利益を得ていたのか調べる必要がありそうですね。
(4)岩手県山田町の杜撰な調査の理由
岩手県山田町の杜撰さについて、NPO大雪りばぁねっと倒産の真実と粉飾横領でまとめましたので見てみましょう。- 北海道旭川市が本部
- 岩手県山田町の緊急雇用創出事業を受託、「復興やまだ応援事業」
- 2012年11月までに'12年度の予算約7億9000万円が尽きたとし、町に補正予算を求める
- 2012年12月25日に、12月分の給与未払いの約140人の従業員全員を突然解雇
- 5~6台のワンボックスカー、ベンツのトラック、1000万円近くかけてエンジン特注のボート
- 知人にリース会社(石川県加賀市)を作らせ1億円あまりを振り込む
- 岡田代表の履歴書、町の職務遂行に対する同意書、身分証明書もなし
岩手県山田町が支給したのは、復興予算であり、所得税の増税が資金源となっています。大雪りばぁねっとに対する、税金の監視が緩いのは、岩手県山田町があぶく銭の感覚であったのか、癒着しているのかを疑う必要があるのではないでしょうか。
(5)岡田栄悟代表理事の母親らに架空給与の支払い
報告書によると、法人が行っていた事業について現金出納帳がないため、多くの使途不明金が発生。法人の岡田栄悟代表理事の母親ら3人に昨年4~12月、給与計700万円余りが支払われたが、「(3人は)事業に携わっていないとみられる」と結論づけた。岩手県山田町は、大雪りばぁねっとの現金出納帳のチェックすら行っておらず、何にお金を使っているのか全く把握していない状態だったことが分かります。
大雪りばぁねっとは、税金による資金を架空給与として支払ったとしていますが、銀行口座からの振込みでなく、現金支給であれば確認することができないですね。
(6)第3社委員会では法的権限が弱い
調査委は問題発覚後の今年1月に設置。聞き取り調査を進めたが、岡田代表理事とは面会できなかった。岩手県山田町は、第三者調査委員会でチェックすると言っていますが、警察に被害届けを出すのが遅い理由がよく分かりません。大雪りばぁねっとは、事実上、詐欺や横領を行っている可能性があり、岡田栄悟代表は逮捕される可能性もあるでしょう。
(7)岩手県山田町が被害届けを出さないのが怪しい
管理人は、岩手県山田町の息がかかった第三者調査委員会で調査するよりも、国税からの補助金ですので、会計検査院が復興予算の資金使途を調べるのも一つの手ではないかと考えます。第三者調査委員会では法的権限が弱く、岡田栄悟代表に面会すらできておらず、警察や検察などの捜査機関に依頼すべきではないでしょうか。大雪りばぁねっと倒産の解明は遅れており、岩手県山田町の関係者が、何らかの利益を得ていたと疑われても仕方がないですね。
大雪りばぁねっと破産と横領詐欺の真実は、破産管財人が従業員の未払い給料支払いを優先しますので、補助金の不正支給と税金無駄遣いで、岩手県山田町関係者の追及が必要ですね。Any source
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