Monday, March 18, 2013

ケロリン桶の睦和商事倒産の理由

ケロリンの広告入り湯桶を販売していた、睦和商事が倒産しました。ケロリンの湯桶で睦和商事は親しまれていましたが、倒産理由について見てみましょう。睦和商事の倒産理由は資金ショートとなっていますが、支払手形不渡りの可能性がありますね。

(1)環境の変化による倒産

環境の変化により倒産した事例として、リーマンショックによる金融危機の影響を受けた会社があります。ケロリンで有名な睦和商事の倒産は、金融危機などの急激な環境変化による影響と言うよりも、日本人の生活習慣の変化により、営業先の銭湯が減少したことが理由のようですね。

睦和商事の倒産は、ケロリンの湯桶の販売先の減少が原因であり、金融円滑化法の対象となっていたのかは不明ですが、対象になっていたとしても経営再建は困難だったのではないでしょうか。

(2)睦和商事が2度目の資金ショートで経営破綻

2013年3月18日の産経新聞が「ケロリン」の広告入り湯桶会社が資金ショートで経営破綻と報じているので見てみましょう。
「ケロリン」の広告入り湯桶を販売している有限会社、睦和商事(東京都文京区)が2度目の資金ショートを起こし、経営破綻したことが18日わかった。
ケロリンの広告入り湯桶を販売していた、睦和商事が倒産しましたが、倒産原因は資金ショートによる経営破綻となっています。睦和商事が倒産した理由について、2度目の資金ショートという内容から考えてみたいと思います。

(3)ケロリンの睦和商事は、2度目の不渡りか

ケロリンで、睦和商事は親しまれていましたが、倒産理由について、気になる方が多いのではないでしょうか。
  • 2度目の資金ショートを起こし、経営破綻
  • 支払手形が支払えないとき、不渡りと言われる
  • 不渡りが二回発生すると会社は倒産
手形の不渡りの中で、資金不足を理由にした不渡りが半年以内に2回発生すると、銀行と取引ができなくなり、会社は倒産します。睦和商事の倒産理由に、2度目の資金ショートとなっており、管理人は2度目の支払手形の不渡りが発生したのではないかと考えています。

人文社 倒産破産と不渡りでまとめましたが、1度目の不渡りであっても手元資金がなければ倒産することになります。睦和商事は、1度目の不渡りを乗り切っていますが、2度目の不渡りを回避することができずに倒産したようですね。

(4)銭湯の減少で業績不振に

信用調査の東京商工リサーチによると、睦和商事の負債総額は現在調査中という。有限会社としての設立は昭和41年8月、資本金は300万円。ピーク時の平成9年6月期には年商約1億3000万円をあげていたが、銭湯の減少により、営業不振に。24年4月期年商は約4200万円に落ち込み、今年1月末までに事業を停止していた。先週14日に再度の資金ショートが起きた。
睦和商事は、ケロリンの湯桶で有名ですが、銭湯の減少により販売先が減少したことが指摘されており、売上高が大きく減少しています。
  • 平成9年6月期売上高 約1億3000万円
  • 平成24年4月期売上高 約4200万円
  • 平成25年1月末までに事業停止
  • 平成25年3月14日に再度の資金ショート
睦和商事の売上高は、ピーク時の3分の1以下に減少しており、厳しい経営状況であることが想定できますね。牛丼太郎 深澤倒産の理由を見ると、大手企業との競争激化が主な理由となっていますが、睦和商事と同様に倒産直前の売上高はピーク時から激減しています。売上高が減少を始めると企業再建は困難であることが分かります。

(5)ケロリンは鎮痛薬のブランドで昭和38年から湯桶に展開

なお、この湯桶で有名な「ケロリン」は、「内外薬品」という医薬品メーカーが販売する頭痛、生理痛などに効く鎮痛薬のブランド。主力の粉薬だけでなく、錠剤形式も発売されている。内外薬品は当初、置き薬としてケロリンを販売していたため、銭湯でPRをしませんかという睦和商事に委託する形で、昭和38年から湯桶の展開が始まったという。
ケロリンの湯桶への展開は、内外薬品が睦和商事に昭和38年に委託することで始まったようですね。ケロリンを睦和商事が銭湯でPRするビジネスモデルであったため、生活の変化による銭湯の減少が、倒産の大きな理由のようですね。

睦和商事の倒産理由が銭湯の減少であることを考えると、時代の変化を感じる方もいるかもしれないですね。キプロス預金封鎖理由と倒産回避を見ると、国家も破綻危機の時代であり、取引先の中小企業なども金融面のリスク回避を意識する必要性が一段と高まりそうですね。
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