Sunday, September 30, 2012

品川いじめ加害者が被害者暴行の真相

東京品川の中学校いじめ事件で、加害者が被害者を暴行していたと、目撃証言がでていました。学校は、事件が解決していたと思っていたと説明しており、その判断が妥当であったのか問われることになると思います。

被害者が複数の生徒に暴行を加えられていた模様

[ 2012年9月30日 06:00 ]
 いじめを受けた東京都品川区立中1年の男子生徒(12)が●殺した問題で、同級生が29日、共同通信の取材に「9月上旬、男子生徒が休み時間に廊下で複数の生徒に殴られたり、蹴られたりしているのを見た」と証言した。
暴言や暴力があるとの情報が示唆されていましたが、やはり、被害者が被害を受けていたようですね。複数の生徒となっており、一人ではないことが分かります。

下記は、学校の対応。
▲東京品川いじめまとめ 加害者を学校追求せず隠蔽 2012/09/30

・学校は、生徒がアンケートに五月の件を書いたため、六月以降は壊されたことはないと判断。問題が解決したとして、報告せず(東京新聞) 
・男子生徒は五月にシャープペンシルを二回壊されるなどし、担任教諭がクラス全員に注意。だが、壊した生徒は特定しなかった(東京新聞) 
・学校側は「いじめではなく、悪ふざけという認識だった。指導の結果、解決したと思っていた」(毎日新聞) 
・複数の生徒から「ばか」「消えろ」などの暴言を受け、暴力があったとの情報あり(東京新聞)
やはり、学校の対応が温かったということですね。
 校内で文房具を壊されるなどの被害を生徒が担任教諭に3度にわたって相談していたことも学校への取材で判明。その後、被害が止まったため、学校は加害生徒を特定しないまま問題が解決したと判断していた。

暴力は1学期から 2学期にさらに悪化

 同級生によると、男子生徒は1学期にも複数の生徒から暴力を受けていたが、その際は「嫌がっているようではなく、じゃれているようにも見えた」という。だが、夏休み明けの今月上旬の暴力は「一方的でひどかった」といい、いじめがエスカレートした可能性がある。学校は暴力の状況を明らかにしていないが「事実関係をしっかり調査したい」とした。
学校は、被害者が筆箱を壊された事象のみを取り上げていましたが、1学期から暴力を受けていたことが示唆されています。2学期になってから悪化したと記事では書かれており、学校の調査が甘かった可能性が示唆されています。

▲大津いじめ加害者山田晃也の週刊新潮記事写真 転校先で集団リンチ 被害者自●は『父親のDV』と発言 2012/07/19
▲大津いじめ加害者写真 木村小綱山田の報道と学校での評判 あだ名は『陰キャラ』 2012/07/17

大津のいじめ事件でも、加害者が反省する様子は全く、見られませんでした。
品川の事件について、警察が、加害者の捜査に乗り出すのかどうか、注目したいと思います。

事件と学校の対応概要

担任に3度相談【4月】【5月】

【4月】・1回目は、入学直後の4月下旬、文房具の紛失について(共同通信)

【5月】・5月上旬と下旬に計2度、生徒は担任に文房具の破損について相談(共同通信)

大津の事件を受けていじめについてアンケート【7月】

【7月】・(大津の事件を受け)7月のアンケートで生徒『物を壊された』と回答(東京新聞)

学校は、生徒がアンケートに五月の件を書いたため、六月以降は壊されたことはないと判断。問題が解決したとして、報告せず(東京新聞)

・いじめの可能性があると思われる回答21件 深刻と4件を認定(毎日新聞)

・男子生徒の回答を除外(毎日新聞)

・現在の状況については「解決しそう」に丸をつけていたため、学校はいじめとして都教委に報告しなかった(毎日新聞)

・学校側は「いじめではなく、悪ふざけという認識だった。指導の結果、解決したと思っていた」(毎日新聞)

被害者の男子生徒が受けた行為と学校の対応

・シャープペンシルを2回壊される(東京新聞)

・壊した生徒は特定せず(東京新聞)

・男子生徒は五月にシャープペンシルを二回壊されるなどし、担任教諭がクラス全員に注意。だが、壊した生徒は特定しなかった(東京新聞)

物を壊された以外の被害の可能性について

複数の生徒から「ばか」「消えろ」などの暴言を受け、暴力があったとの情報あり(東京新聞)HomeAny source

No comments:

Post a Comment