Friday, October 11, 2013

三瀧商事倒産とイオン偽装米

三瀧商事はイオン偽装米で話題になりましたが、偽装発覚により計画倒産を行っています。三瀧商事は、偽装米で得た利益で株主に対して配当を行うことになるのか気になりますね。


(1)イオン子会社の粉飾決算と上場企業の不祥事

上場企業は日本を代表する大企業であり、株式公開を行うことで非上場企業と異なり、一般投資家に対して企業経営を説明する責任が重くなります。上場企業の中でも企業規模が大きくなると、不正の金額が大きくなる上に、経営者が末端の不正を未然防止するのは難しくなります。

企業の不祥事はブランドイメージに打撃が大きいので、経営者にとって経営課題の一つとされています。上場企業であっても、社長が関与しているとスキャンダルの場合、辞任や外部からの社長登用が一つの焦点になりますね。

イオンは日本を代表する小売企業ですし、食品を取り扱っているため不祥事の規模は非常に大きくなります。イオンの取引先が産地偽装を行っており、イオンは被害者の立場になりますが、消費者に対して責任を負う立場になりますね。

(2)三瀧商事(みたきしょうじ)が会社解散で倒産

  1. 米の産地偽装
  2. 三瀧商事が過去最大規模
  3. 2013年10月10日付 臨時会部主総会で会社解散 清算決議
  4. 2013年11月5日まで 農林水産省がJAS法に基づく改善計画の提出を求める
三瀧商事が販売したコメが、日本最大の小売店であるイオングループで販売されていましたので、社会的な関心を集めたと思います。イオングループを通じて、偽装米が大量に販売されており、過去最大規模の産地偽装となっています。

三瀧商事に対して農林水産省が改善計画の提出を求めていましたが、会社が倒産してしまえば、事件の経緯報告も含めて何の意味も持たなくなりましたね。

(3)三瀧商事の計画倒産

  1. 三瀧商事の販売先と仕入先 取引先からの信用を失い事業継続が困難
  2. 三瀧商事に対して費用請求 イオンから巨額の損害賠償請求の可能性がある
  3. 三瀧商事が偽装米で得た不正利益の配当 会社解散により財産分配
三瀧商事のように不誠実な企業は、取引先からの信頼を失いますので事業継続が困難になります。三瀧商事は計画倒産を行っていますが、産地偽装の発覚後に素早く倒産させることで会社の損失を極小化させたようですね。

倒産の中には手元の資金繰りが困難になったことや、銀行や債権者への借金返済や支払いに行き詰まって倒産することがあります。三瀧商事は会社の先行きが見えないことや、損害賠償請求に先んじて倒産させることで、債権者への支払いや株主への財産分配を優先させた可能性があります。

(4)三瀧商事の偽装米とイオンへの販売ルート

  1. 三瀧商事 米の納入業者
  2. フジパングループ 弁当やおにぎりに加工
  3. イオングループ 674店舗で販売
三瀧商事は2005年から偽装米の不正を行っており、お金儲けのために倫理のない企業であったことが分かります。三瀧商事を農林水産省が立ち入り調査した結果、愛知、岐阜、三重、滋賀、大阪の67業者に偽装したコメを販売していますが、業者名は発表されていません。

三瀧商事と子会社は、2010年から2013年に約1億2400万円の利益を少なくとも得ており、会社清算を行うことで不正な利益を株主に分配した可能性がありますね。イオンは三瀧商事の被害者であると言えますが消費者に対して、返金や調達した商品の安全性確認をどのように行っていたのか説明に注目ですね。Any source

No comments:

Post a Comment