(1)韓国経済崩壊と破綻危機
韓国政府が当初予算と比較して、税収が大幅に少なかったことを公表していますが、2013年8月30日の発表を見ると、4兆円の赤字予算となっていますね。韓国経済はGDPに占める輸出の割合が大きいですが、韓国企業の海外移転と外資系企業のリストラで産業流出が続いています。韓国は中国経済への輸出依存度が高いですが、中国はバブル崩壊の可能性が指摘されており、景気悪化の要因になる可能性があります。韓国政府は税収の増加を見込んでいるようですが、中国経済の動向によっては、予算の逼迫した状況が続くかもしれないですね。
(2)税収減少と景気対策で過去最大の赤字
韓国経済崩壊2013年9月最新時間前4兆円赤字予算の増加について、2013年8月31日の朝鮮日報日本語版が、(朝鮮日報日本語版) 韓国政府の財政収支、最大46兆ウォンの赤字を報じているので見てみましょう。- 韓国の景気低迷による税収減少
- 韓国政府の景気対策で財政政策を前倒し
- 今年上半期の管理財政収支は過去最大の赤字
- 管理財政収支とは、国民年金など社会保障性基金を除いた財政状態を示す指標
韓国経済の状況を家計にたとえると、給料が減少している中で支出を増やしている状況ですので、家計の収支が悪化すると考えれば分かりやすいと思います。韓国政府の財政状況を見ると、赤字が大幅に拡大しており、財政の悪化が深刻化しているようですね。
(3)財政収支が金融危機を超える過去最大の赤字
- 韓国の企画財政部(日本の省)が2013年8月30日発表
- 2009年上半期の管理財政収支の赤字 40兆5000億ウォン 約3兆5800億円
- 2012年上半期の管理財政収支の赤字 29兆9000億ウォン 約2兆6420億円
- 2013年上半期の管理財政収支の赤字 46兆2000億ウォン 約4兆820億円
- 資料作成を始めた2004年以降で最大幅の赤字
韓国経済破綻IMFデフォルト可能性2013年を見ると、韓国政府の借金粉飾の仕組みが分かります。韓国政府は借金を粉飾していましたが、IMFが新しい指針を出したことで、粉飾することを一部諦めたようですね。韓国の財政収支が悪化した理由は、税収減少と支出の増加が理由ですが、それぞれの金額について見てみましょう。
(4)韓国政府の収入減少と支出の前倒し
- 韓国の税収減少 前年比9兆2000億ウォンの減少 景気低迷で法人税などが減少
- 2013年上半期の収入進度率 予算比47.1%
- 2008から2012年上半期の収入進度率平均 54.2%
- 韓国の支出増加 前年比7兆9000億ウォンの増加 景気低迷で早期執行
- 2013年上半期の財政支出進度率 予算比57.9%
- 2008から2012年上半期の財政支出進度率平均 56.3%
韓国経済について、日本の一部マスコミは絶賛していますが、韓国の景気悪化は韓国政府の公表している資料から分かりますね。韓国経済崩壊2013年10月最新時間前 赤字国債比率やばいことをまとめていますが、韓国で赤字国債の比率が50%超を超えています。パククネ大統領が公約していた年金の増額も予算不足で失敗しており、厳しい財政運営が続いています。
(5)韓国政府の2013年下期の予想
しかし、企画財政部では、下半期には税収不足現象が緩和され、財政執行も速度が緩やかになるため、管理財政収支の赤字幅は縮まるものと見込んでいる。韓国政府は2013年下期予想について、税収不足の減少が緩和されることを予想していますが、上半期の景気対策の効果がどの程度あるのか注目ですね。
- 韓国政府の2013年下期税収予想 上期の財政執行の影響で税収不足の緩和
- 韓国政府の2013年下期支出予想 支出の減少により2014年上期の税収に注目
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