そこで、そういった東証１部へ昇格する企業に投資をすることが大切です。
企業が昇格を目指しているかは、経営計画や決算資料に記載されていることが多いです。
そして、昇格の意思をはっきりと世間に公表している企業の方が、実際にも、業績が拡大し、昇格につながっているように思えます。
東証１・２部への昇格基準は、次のとおりです。
＜東証１部上場基準＞
・株主数 ２，２００人以上
・時価総額 ４０億円以上
＜東証２部上場基準＞
・株主数 ８００人以上
・時価総額 ２０億円以上
こういった条件を満たすために、企業にとって有効なのが株主優待です。
株主優待は、単元が少ないほうが利回りが高いことが多く、魅力的な株主優待は株主数の増加に非常に役立ちます。
また、株主優待は当然株価を高めることができます。
そのため、昇格をめざす企業は、多少の無理をしてでも、魅力的な株主優待を実施する傾向があります。
逆に、魅力的な株主優待を実施している新興市場に上場している企業で、業績が伸びているところは、昇格をめざしている可能性が高いとも言えます。
そういった企業に投資することで、大きな利益を得ることにつながります。
もっとも、東証１部に昇格後の株主優待廃止には要注意ですけどね。
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