Wednesday, August 14, 2013

現代自動車ストと倒産危機

現代自動車はストで1兆円以上の損害が発生していますが、コスト上昇により業績悪化局面では、倒産危機になる可能性が高まっています。韓国の大企業による海外移転で、産業空洞化がさらに進みそうですね。


(1)韓国で現代自動車やGMの労働コスト上昇

韓国を代表する企業は、サムスン電子と現代自動車であり、売上と利益が大きく増加しています。韓国は労働組合の力が強いことで有名ですが、業績が向上しても、労働コストが急速に上昇しており、海外移転による産業空洞化が進んでいます。

世界最大級の自動車企業であるGMは、韓国で200万台近い自動車を生産していますが、労働コスト上昇を検討した結果、韓国拠点のリストラを進めていますね。

(2)現代自動車の労働組合がストライキ実施を可決

現代自動車ストと倒産危機について、2013年8月14日聯合ニュースが、現代自労組がスト実施を可決 団体交渉決裂でを報じているので見てみましょう。
現代自動車の労働組合は今年の賃金・労働協約の団体交渉が合意に至らなかったことを受け、組合員の賛否投票を通じストライキ実施を可決した。労働組合が14日、明らかにした。
現代自動車の労働組合がスト実施を可決しており、経営に大きな影響を与えそうですね。現代自動車の現状と倒産危機を見ると、ストの影響で120万台の生産縮小で13兆3730億ウォンで1兆円超の影響がでています。現代自動車は、韓国の生産体制を縮小して海外移転を加速すれば、韓国の雇用が減少することになりそうですね。

(3)ストにより待遇改善の要求

  1. 4万537人がストの賛否を問う投票に参加 全組合員の88.1%
  2. 3万2591人が賛成票
  3. 中央労働委員会の労働争議調停期間が終わる翌週から、合法的なストを実施できる
  4. 労働組合は基本給の13万498ウォン(約1万1500円)引き上げ要求
  5. 労働組合は賞与800%(現在は750%)支給などを要求
現代自動車の労働組合はストによる待遇改善を要求していますが、現代自動車の現状と倒産危機を見ると、3000億円近いコスト増加になる要求のようですね。

現代自動車は為替レートウォン安ドル高で業績を伸ばしてきましたが、業績悪化した場合、コスト高によって倒産危機になるリスクが上昇していますね。韓国人社員の勤務態度と倒産危機を見ると、韓国工場の生産性は低いですが、労働組合が賃上げを要求していることが分かります。

(4)現代自動車と労働組合の交渉

労使は5月28日から計17回交渉を行ったが、会社側が納得できる案を提示しなかったとして労組が今月6日に交渉決裂を宣言。翌日、中央労働委員会に労働争議の調停を申請した。
現代自動車が多額の利益を計上したとしても、従業員への支払いが増加するのであれば、自動車部品企業など下請けへの還元は限定的になりそうですね。
韓国企業は労働コストの増加やストの対策として、大企業が海外移転を進めています。現代自動車のストは、生産拠点の海外移転で産業空洞化が加速する要因となりますね。

(5)韓国のストライキと現代自動車のリスク

現代自は2009年から2011年まで3年連続でストなしで交渉を妥結したが、強硬路線とされる現労組執行部が発足した昨年、再びストを実施した。
韓国ではストが経営上のリスクとなっており、現代自動車の人件費が3000億円上昇すれば、経営に大きな影響を与えますね。韓国は労働組合が強硬なことで有名ですが、ストによる売上減少やコストの増加を考えると、産業空洞化によってリストラが増加するきっかけとなっている可能性がありますね。

ヒュンダイ倒産危機とリコールが発生したようですが、回収時期を見ると2011年生産までの車種であり、直近製品で対策が行われている理由が気になります。Any source

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