Monday, August 27, 2012

アップル勝訴理由はグーグルのメール iPhone裁判で模倣の証拠に

Appleが裁判に勝訴した理由に、Googleがサムスンにあてたメールが大きな役割を果たしていることが判明しました。このメールの入手元が気になりますね。

▲サムスン敗訴アップル勝訴 特許裁判の提示資料がすごい 賠償金額10億ドルが3倍増の可能性あり2012/08/26

サムスン敗訴の理由

▲サムスン敗訴アップル勝訴 特許裁判の提示資料がすごい 賠償金額10億ドルが3倍増の可能性あり2012/08/26
さらにアップルの弁護団から提示された2010年の電子メールには、サムスンの携帯部門責任者が会議の席でいかにサムスンのスマホがアイフォーンに劣っているかを嘆き、「天と地との差だ。デザインの危機だ」と言ったことが書かれている。
管理人、この電子メールは産業スパイの可能性があるのか考えていたのですが、メールのうち重要なものはグーグルのものであったようです。

米連邦地裁陪審が発表

▲アップル勝訴はグーグルのメールが決め手 サムスン譲らず…泥沼の特許紛争へ (1/2ページ) 2012.8.28 05:00
米アップルと韓国のサムスン電子がスマートフォン(高機能携帯電話)などの特許をめぐり争っていた訴訟で、米連邦地裁陪審はこのほど、アップル勝訴の評決に至る判断材料として米グーグルの影響力を示す電子メールが決め手になったことを明かした。
アップルとサムスンのスマートフォンの特許訴訟。
裁判の決め手に、グーグルの電子メールの存在を指摘しています。

googleが類似デザイン変更を求めた

 米カリフォルニア州サンノゼ連邦地裁で陪審員長を務めたベルビン・ホーガン氏は27日までにインタビューに答え、証拠として確認した2010年当時のサムスン内部の電子メールに言及。その中には同社製品に対してグーグルが、アップル製品と酷似したデザインにならないよう変更を求める内容が含まれていたと明言した。
アップルが提示した2010年のメール、決め手の1つはグーグルのメールであったようです。
グーグルがサムスンにデザインの変更を求める内容が含まれていたと、陪審員長が指摘しています。

上層部が模倣を指示と判断

 サンノゼ在住のホーガン氏は「サムスンが実際に模倣したとみなせるかどうかが全ての鍵を握る。決め手となったグーグルからのメモには、アップルのデザインから距離を置くよう要請する記述があった」と説明。

 その上で「サムスンとしては類似のデザインを避ける必要があったにもかかわらず、そうしなかった。上層部が下部組織に向けて事実上の模倣を指示していたということだ」と付け加えた。
【グーグルのメモ】
アップルのデザインから距離を置くよう要請する記述
  ↓
【陪審員長 ホーガン氏】
○類似のデザインを避ける必要があった

○事実上の模倣を指示していたと判断

このメールだけでは、よく分かりませんのでもう少し詳しく見ます。

サムスンの内部資料

▲サムスン敗訴アップル勝訴 特許裁判の提示資料がすごい 賠償金額10億ドルが3倍増の可能性あり2012/08/26
【サムスンの内部資料】
○「S1とiPhoneの比較評価報告」

○アイフォーンとサムスンのギャラクシーS1の機能の違いについて

アイフォーンの機能の模倣を必要とする「改善の方向性」などが示されている

管理人、裁判で提出されたメールの入手元が気になっていましたが、グーグルのメールという点に驚きました。これは、グーグルが提供したものでしょうか。入手元が気になりますね。

追記)
アップルが、アップルTVをシャープとホンハイが共同開発している可能性が示唆されており、テレビ事業に参画する可能性があります。テレビ事業は、韓国メーカーのサムスンやLGのシェアが高く競争力のある分野です。アップルとサムスンはスマホ事業で、競合関係にありますが、アップルがテレビ事業でどういった企業と強調関係、競合関係になるのか注目になるかもしれません。HomeAny source

No comments:

Post a Comment