Monday, August 19, 2013

ZKR倒産マネーの虎と上野健一社長

マネーの虎に出演していた、上野健一社長の会社であるZKRが倒産しています。ZKRの負債の大部分は100億円を超える預り金であり、信託していなければ債権カットでもめそうですね。


(1)マネーの虎倒産と不動産開発

マネーの虎は、複数の社長が出演して事業を起こそうとする人間に、お金を投資する番組として話題を集めました。マネーの虎に出演していた社長の会社が、資金繰り倒産したことで最近、話題になりましたが、新たに倒産する企業がでていますね。

不動産開発は、地価の変動や資金調達環境の影響、消費者の購買意欲の影響を大きく受けますので、企業規模が大きくても多額の負債を抱えて倒産することがあります。バブル崩壊後に銀行は、不動産関連業界への多額の融資が不良債権となり経営が悪化、北海道拓殖銀行が倒産したことを覚えている方も多いのではないでしょうか。

(2)ZKRが民事再生で倒産

マネーの虎倒産ZKR上野健一社長について、2013年8月19日の帝国データバンクが、分譲地の総合管理を手がけるZKR(旧:全管連)が民事再生を報じているので見てみましょう。
(株)ZKR(TDB企業コード582210341、旧商号:(株)全管連、資本金9991万円、大阪市淀川区東三国4-1-16、登記面=沖縄県国頭郡今帰仁村諸志山之堂原2088-99、代表上野健一氏、従業員106名)は、8月16日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
ZKRが倒産していますが、民事再生により倒産していますので、スポンサーが見つかっているのか気になりますね。ZKRの社長である上野健一社長は、マネーの虎という番組に社長として出演していましたが、社長をご存知の方や番組を知っている方は多いのではないでしょうか。

(3)ZKRの会社概要

  1. 2001年9月設立
  2. 2013年1月17日 ZKRに名称変更 全管連と新・田舎暮らし大学が合併
  3. 未整備分譲地の再整備、共益施設の維持管理および土地建物売買など
  4. 休眠分譲地などの共益施設を取得、地主・住民と管理組合を組織し、当該地域の再整備、地域全体の資産価値向上を図る事業
  5. 不動産事業者、リゾート会員権販売業者、都市計画コンサルティング業者などでグループを形成
マネーの虎に出演していた、上野健一社長が経営していた会社としてZKRは有名ですが、不動産関連の業務を行っていることが分かります。ZKRの意味は、全管連の頭文字をとって名付けたのかもしれないですが、全管連と新・田舎暮らし大学が合併で名前を変更しています。

ZKRのホームページを見ると、2013年8月20日正午時点で見ると、全管連詐欺と表示されることが増えたため、名前を変更したことを明記していますね。ZKRは負債の大部分が預り金であり、100億円を超えていることを考えると、ZKR被害者の会のようなものができて、実態解明の情報がでるのか注目ですね。

(4)リゾート施設などの不動産開発

  1. 淡路島、小豆島など関西圏を中心に関東地方のリゾート地区から沖縄なども商圏
  2. 富裕層をターゲットとしたタウンプロジェクト
  3. 静岡県 あじろ南熱海が丘
  4. 和歌山県 白浜ホープヒルズ
  5. 日本最大規模(全国80ヶ所、7万4683区画)の分譲地の総合管理会社
  6. 2010年8月期売上高 約72億9700万円
ZKRは不動産開発に力をいれていますが、西日本を中心に商圏が広いことが分かります。ZKRのホームページを見ると、日本最大規模の分譲地の総合管理会社としており、高齢者向けのシニアタウン作りに力を入れていたとしています。

(5)ZKRの業績動向と倒産危機

  1. 東日本大震災の影響でリゾートやセカンドライフ関連の業況悪化
  2. 関東圏での需要低迷の影響が大きい
  3. 2010年8月期売上高 約72億9700万円
  4. 2012年8月期売上高 約53億2000万円
  5. 2012年8月期営業損失 約2億9200万円
  6. 2012年8月期経常損失 約3500万円
  7. 2012年8月期 当期純損失約2000万円
  8. 2012年8月期 債務超過額が拡大
ZKRの業績を見ると、売上高が減少しているうえに債務超過額が拡大と報じられていることから、債務超過のため倒産危機であったことが分かります。

企業は資金繰りが回っていれば債務超過であっても倒産しないですが、不動産業界は資金繰りが悪化しやすい上に、業績不調で資金繰りが回らなくなった可能性がありますね。

ZKR投資詐欺と倒産の仕組みを見ると、2013年6月に不動産を購入して債権者説明会に参加された方や、倒産直前まで集めていた預託金は最高9%の高金利のようですね。

(6)負債総額と預り金を運転資金化か

  1. ZKR単体 2012年8月期末 預り金約108億5900万円を含む約136億5400万円
  2. キャピタルF ZKRのグループ会社で民事再生法の適用を申請
  3. 住光 ZKRのグループ会社で民事再生法の適用を申請
  4. ノシアス ZKRのグループ会社で民事再生法の適用を申請
ZKRは倒産しましたが、負債の大部分は預かり金となっており、新規の販売や案件獲得による預り金を資金繰りに活用していた自転車操業の可能性がありそうですね。ZKRが倒産したことを考えると、スポンサーが現れても預り金を信託していなければ債権カットされるでしょうね。

マネーの虎に出演していた社長は倒産が話題となっていますが、ZKRの上野健一社長も倒産しており、預り金の行方に今後は注目でしょうね。ZKR民事再生 倒産詐欺と債権者説明会を見ると、預託金で集めたお金を見ると、負債に対して手元資金はわずかのため、大幅な債権カットになりそうですね。

マネーの虎 倒産と出演社長の現在を見ると、上野健一社長や堀之内九一郎社長以外に会社が倒産している社長もいますので、中小企業の社長は経営判断が難しいことが分かります。
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