Friday, August 31, 2012

年金赤字3ヶ月で2兆円 11年度資産取崩しは5兆円 20歳は2280万円の損失

年金のネズミ講が酷すぎるので紹介。年金の赤字に注目されていますが、既に年金資産が2011年度は5兆円も取り崩しです。20歳は2280万円、30歳は1890万円の損失です。加えて、積立金も不良債権化していることが指摘されています。


平成24年度の運用成績



▲年金もらえない 3ヶ月で2兆円の赤字 資産減少を報道せず2012/09/01


上記の2枚の画像を見て、何か違和感を抱きませんか?
運用失敗による赤字以上に、運用資産が減少しています。

運用成績以上に資産が減少



▲年金積立金5兆円超を取崩 速報メモ2012/07/06

年金積立金管理運用独立行政法人は、給付に回す積立金の取り崩し額が11年度は5兆円余と発表。 2012/07/06 15:49  【共同通信】 
 既に、年金積立金の取り崩しが始まっているのですね。要因は2つです。

(1)運用の失敗。通期でたった、1.30%しか利回りがない


(2)保険料収<給付 少子高齢化社会の到来ですからね

若い世代ほど損


▲年金、20代は2000万円超の払い損 普通の人でも資産運用をしなければいけない理由(2)(1/3ページ) 日本経済新聞 2012/7/14 7:00

50歳の方は340万円の払い損、40歳は1220万円、30歳は1890万円、20歳の方は、なんと2280万円の払い損になるという分析結果でした。こんな試算をみせられたら、若い世代は絶望的な気分になるでしょう。
若年層は、払うだけ損という事ですね。世代が下になればなるほど、損失は増えていることに注目して下さい。年金払う位なら、掛け捨ての保険(若年層は安いですし)に加入した方がマシですね。



その結果、生産年齢人口と65歳以上の高齢者の人口の比率は、85年の68.2対10.3に対し、2010年には63.8対23.0になりました。

 わかりやすく言うと、かつて約7人で1人の高齢者を支えれば良かったのが、今は3人で1人を支えないといけない時代になったわけです。
○1985年 68.2対10.3 (生産年齢人口:65歳以上) 約7人に1人で高齢者を支える

   ↓
○2010年 63.8対23.0 (生産年齢人口:65歳以上) 約3人に1人で高齢者を支える

老人の割合が、倍以上増加しているのが分かると思います。
将来の人口予測は、今の人口から予測可能ですので、先送りした結果がこの惨状です。

現役世代が被害者と考える二つの理由

(1)人口動態(少子高齢化)は予測していたが対策をとらなかった

(2)官僚や政治家の運用失敗のときに、若者は投票権もなく監視もできなかった


▲年金制度破綻の元凶 役人 特殊法人 特別会計2011年10月20日 掲載

少々古いが、日本医師会総合政策研究機構(日医総研)が02年、公的年金積立金の運用状況に関する調査結果をまとめている。当時の発表によれば、財務省から年金積立金の融資を受けた特殊法人や特別会計(特会)の状況を調べたところ、積立金総額(当時144兆円)の約6割、約88兆円が不良債権化の恐れがあると判断されていた。
年金資産は、不良債権として腐っている可能性が示唆されていますが、上述の通り、若者の知らない所で発生している問題です。これから生まれる子供はさらに悲惨ですね。


管理人の考え

私は、『官僚や政治家が悪い』とよく聞きます。現役世代・特に若い世代からすれば、そんな話はどうでもいい訳ですね。少なくとも私は、若い世代の責任は全くないと考えています。

年金というネズミ講で、これ以上、現役世代から搾取するのはをやめるべきですね。老人が日本で一番のお金持ちなのですから、老人世代で解決するのが当然の話です。HomeAny source

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